ピザ専門店のピザって、外は水分が飛んでてカリッカリ、でも生地の内側はふわふわした食感でとっても美味しいですよね。
そんな本格的で美味しいピザ、実は大自然の中で自分で作って楽しむことができるんです。
日頃のストレスや疲れが一瞬で吹き飛ぶくらいの贅沢な非日常感を味わえますよ!
今回の記事は、そんな極上の体験ができるENROのピザ窯について、1年弱使って感じたことを詳しくレビューしていきます。
「遠い憧れ」から始まったピザ窯との出会い
3年くらい前に古民家をDIYするYouTubeを見てて、そのなかで、レンガをアーチ型にして庭でピザ窯を作ってたんですよね。
お昼にスパークリングワインとともに焼きたてのピザを食べる。
「おお、いつかこれやりたい!!」って思ったんです。
でも、ピザ窯なんて庭に作れないし、家建てたばかりだし、多分ピザ窯を持つことなんてできないだろうな〜という感じの遠い遠い憧れでした。
これならいけるかも…!
そんなこんなで、ピザ窯のことを忘れかけていたある日、インスタをぼーっと眺めていたら、広告でENROが出てきたんです。
「あ、ピザ窯ってこういうタイプもあるんだ!」
「これならピザ窯持てるかも!」
という気持ちになり、一気に諦めていた憧れの気持ちが再燃。
気がついたら家にENROが届いてました。笑
キャンプにも持っていけるのが、何よりの決め手。
ある程度は嵩張るけど、キャンプしながらピザ作りするの楽しそうだし、「大自然に囲まれてピザ食べれたら最高だな〜」って思ったんですよね。
ちなみに、ENROを使うなかで作ったピザ動画をインスタのリールでアップしていたら、ENROの方から連絡をもらい、なんとアンバサダーを務めさせていただけることに…!
ピザ好きの私にとっては、おそらくこの上なくぴったりな役回りなんじゃないかと思って(自分で言うのもあアレですが)、ピザづくりの楽しさを発信しています。
アンバサダーなので、もちろんENROの魅力は伝えていきますが、あくまで等身大でENROのことを知ってもらいたいので、この記事はフラットにレビューをまとめています。そのうえで、私みたいにピザ作りが好きになって、ENRO仲間ができたら嬉しいです。
私がENROのことが好きな理由
ちなみに、私がENROのことが好きな理由の一つに、ENROのポリシーがあります。
ENROは「買ってもらった方にピザ窯を長く使って欲しい」という想いのもと、SNSで様々なコンテンツ発信をし続けています。
例えば、公式YouTubeチャンネル「ENROピザ大学」やInstagramで、レシピ紹介や生地作りのレッスンLIVEをしていたり。
「ピザ窯を販売すること」をゴールにするのではなく、「この先ずっとユーザーがアウトドアライフでピザ窯を楽しんでもらうこと」をゴールにしていて、すごくユーザー想いだなって思うんですよね。
他のキャンプギアでもそうなんですけど、買ってくれた人に心から喜んでもらいたいというピュアな想いとこだわりを持ってるブランドってすごく素敵だと思うんです。
単にピザ窯を楽しみたいという気持ちもあったけど、ENROのアンバサダーを務めさせていただいた背景には、こうした想いに共感したというのもありました。
私自身も新しいピザを作るときは、公式You Tubeを毎回参考にしていますよ!
ENROはこんなピザ窯
ENROのピザ窯には3つの種類があります。
- ガス式窯焼名人(ガス式のポータブルピザ窯)
- 窯焼名人2(薪とペレットを燃料とするピザ窯)
- 窯焼マスター(ガスと薪の両方が使える最上位モデルのピザ窯)
私が使っているのは、ガス式窯焼名人です。
- サイズ:高さ37cm、横58cm、幅40cm
- 重量:11.3kg
- 燃料:OD缶・CB缶・LPGガスボンベ
- 10〜20分で窯内温度400℃以上に到達
薪やペレットを使えるのも本格的でいいなぁと思いつつも、家の庭でも使いたかったので、煙が出なくて準備が楽なものがいいのかなと。そんな感じでガス式にしました。
実際に使ってみて感じる良いところ
実際に使ってみて良かった所は次のとおりです。
- 思った以上の本格ピザが作れる
- 短時間で焼ける
- ピザ以外にも色んな窯焼きメニューが楽しめる
- 準備と片付けが簡単でラク
- ガス代がかなりリーズナブル
①思った以上の本格ピザが作れる
ピザ窯で作るピザは、家のオーブンレンジで焼くピザと全く別物というのは分かってたけど、Dookie’s Pizzaみたいにお店の本格ピザの味まではさすがにたどり着けないだろうなって思ってました。
でも、実際に作ってみると、「お店に出してもぜんぜん遜色ないじゃん!」というレベルの本格ピザができました。
ピザが美味しいかどうかは、私的に3つの要素があって、
- 焼き方(外はカリッと内側はふわっと)
- トッピング
- 生地
このなかで、自分で再現しにくいのは焼き方なんですよね。
超高温で短時間で焼かないと美味しく焼けないんです。
ENROの窯は400℃以上になるから、かなり短い時間で焼けるので、カリふわが実現できるんですよね。
あとは美味しい生地を買って、好みに合わせてトッピングすれば、お店レベルのピザができます。
これは写真だけだと伝えきれないので、ぜひどこかで食べてみてほしいんですけど、十中八九「ウマー!」ってなると思います!
②短時間で焼ける
窯内が400℃になることで、焼き時間は60-90秒でいいので、一瞬で出来上がります。
ちなみに、400℃に達するまでの予熱時間も15分くらいです。
石窯だと、予熱に1時間半〜3時間くらいかかるみたいなので、それと比べると使い勝手の良さが分かります。
生地を解凍したりトッピングを準備する時間はある程度かかりますが、いざ焼きはじめてからはあっという間。
③ピザ以外にも色んな窯焼きメニューが楽しめる
ピザ窯ですけど、ピザ以外にも色んな楽しみ方ができます。
私が作ったピザ以外のおすすめメニューは以下です。
- ナン
- ジャークチキン
- 焼き牡蠣
りんごとブルーベリーをトッピングしてつくったスイートピザも美味しかったです。
他にも、
- 窯焼きハンバーグ
- ステーキ
- パエリア
- パンチェッタ
- アップルパイ
- スイートポテト
- ブラウニー
なんかも作れるので、楽しみ方のレパートリーは色々あります。
ENROのYouTubeチャンネル(ENROピザ大学)にレシピ動画が大量にあるので、それをみながら色んなメニューにチャレンジして楽しめます。
④準備と片付けが簡単でラク
準備と片付けは本当にシンプルで簡単です。
準備は、本体にガスホースを差し込みガスをセット。
あとは、着火スイッチを入れると火が点くので、温度計を見て400℃になったらピザを入れるだけ。
片付けもガスを取り外すだけなので、手間がないです。
めちゃくちゃ簡単です。
⑤ガス代がかなりリーズナブル
高温で焼き上げるので、かなりの燃料を使うのかな…と心配になっていたのですが、意外とそうではなかったです。
CB缶1本で60分間ピザ窯を燃やし続けられるので、仮に60分使ったとしても100円ちょっとです。
いつも、2人でピザを食べるときは3枚くらい焼くのですが、ピザ窯を動かす時間は計30分くらいです。
CB缶を半分くらい使うイメージです。
実際に使って感じた気になった点
一方で、次の点は少し気になったところです。
- 車への積載に少し気を使う
- 火が点きにくい時がある
①車への積載に少し気を使う
ENROは足が折り畳めて、専用の収納ケースもあるので、かなりコンパクトになります。
でも、車への積載に少し気を使うのは正直なところ。
足が折り畳めても、底面がフラットにならずにパーツの関係上で少しこぼこした感じになります。
なので、車のトランクでテントの上とかに積む場合とかに、パーツの角とかでテントに傷がつかないか心配になることもあります。
私はENROサイズに折り畳んだOregonian Camperのグランドシートを底に敷いて積載するようにしてました。
②火が点きにくい時がある
点火スイッチを2,3回回しても火が点かないことがたまにありました。
寒いときとかだとガスが十分に放出されてないことがあるので、ガスの出具合を確認する必要があります。
これはENROの問題ではなく、ガス缶の問題ですね。。。
あと、たまにですが、ガスは出ているのに点火スイッチの火花がうまくガスに引火しなかったこともありました。
4,5回やると点くので大きな問題ではないです。
強いていうのであればというレベルのデメリットです。
ENROのピザ生地、めっちゃくちゃおすすめ!
ENROからは、ピザ窯だけでなくピザ生地も販売されています。
発酵前の生地が冷凍状態で送られてきて、解凍・発酵させてから自分でピザ生地を成形していくので、
生地の材料を揃えて捏ねる、という一番手間のかかる工程を省きながらも本格的なピザ作りを楽しめます。
そして何よりこの生地がめちゃくちゃ美味しいんです!!
生地は3種類(ナポリ風、ローマ風、全粒粉入り)ありますが、私はもうずっと全粒粉入り生地を使っています。
全粒粉ってパサパサしてて美味しくないイメージがあったりするけど、
この生地はモチッとした食感と香ばしい風味、本当に美味しいピザが出来上がります!
自分で生地を作ると綺麗に丸く伸ばすのも一苦労だったりするけど、
ENROの生地は綺麗に伸ばしやすいので、ビギナーにもおすすめですよ。
全粒粉入り生地は血糖値の急上昇を抑えてくれるのも良いポイント!
糖質が気になる方にもぴったりです。
(糖質気にしてなくても一度食べてみて欲しい!笑)
まとめ:ENROのピザ窯でお店レベルのピザが堪能できる!
私のなかでキャンプは、一つの冒険の旅のようなものです。
単に日常から離れて気分転換しにいくというものではなく、新しい楽しみ方や時間の過ごし方を見つけるアトラクションのような位置づけです。
そういった意味で、ピザ窯でのピザ作りは本当に心踊る経験でした。
日頃、何かやりたいことがあっても、ついつい「できないだろうなぁ…」と勝手に諦めちゃったりしがちだけど、それって人生の楽しみに自分で勝手に制限をかけてることだなって思うんですよね。
制限をかければ、当然その制限のなかの経験しかできなくて。
でも、「何でもできる」って思っていれば、自分の発想を超えた新しい出会いがあるかもしれない。
そんな思いで、良い意味で楽天的に、そして前向きに生きていきたいし、その中でキャンプを楽しみたい。
そんな気持ちの2024年です。
追伸:まもなく新しいランタンを迎え入れます
私が好きなキャンプギアは何と言ってもランタンです。
そして、一人目の娘が生まれたときに「将来娘が大きくなった時に、思い出がいっぱい詰まったキャンプギアをプレゼントしたいな」と思って、迎え入れたVapaluxのランタン。
そして、二人目の娘が生まれた2023年。
何をプレゼントしようかずーっと考えていて、ぴったりのランタンと出会い、もうすぐ我が家に届きます。
届いたらまたInstagramで投稿します!
今キャンプ場でこのブログを書いてますが、今日は私の両親とのキャンプ。
思い出のColemanのランタンを父と一緒に灯して、素敵な時間を過ごせました…(^^)
父も母も昔を思い出したみたいで…(TT)
やっぱ思い出がたくさん詰まったギアっていいですね。
ではでは、今日はこの辺で!
いつも、記事読んだ感想とかDMもらえるのめちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます♪